市立浜田小学校で尼崎の課題解決策を考えるカードゲームを体験してもらいました(平成30年11月27日)

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総合学習の授業の説明をする先生と児童のみなさん
市立浜田小学校6年生のみなさん

 11月27日火曜日、市立浜田小学校の6年生に尼崎の課題解決策を考えるカードゲーム、「アマガサキ・トゥ・ザ・フューチャーカードゲームPARTⅡ(ATTFⅡ)」を体験してもらいました。

 浜田小学校では6年生、約70人の児童の皆さんが総合学習の時間を使って、地域の歴史やまちの見どころを紹介する読み物を作成しています。来年3月に尼崎城がオープンすることもあり、国内外から本市を訪れる方が増えると見込まれます。その方々に見ていただこうというものです。名付けて「あま好きプロジェクト」。これまで児童の皆さんは色々なところに取材に行き、間も無く完成するとのことです。
 
 他の方に紹介するにはまず児童の皆さんが尼崎にある「まちの宝(⇔歴史や見どころのこと)」を学ばなくてはと、先月、このカードゲームのセットのうち、尼崎のお宝が描かれたカードを使って学習したことをキッカケに、今回は、課題解決策を考えることにチャレンジしてくださいました。

 カードゲームの内容は「家の前にタバコの吸い殻が捨てられて困ってる」といったような、まちに住む人々の身近なお困りごとを、「武庫川」や「おせっかいなおばさん」といった尼崎の「まちの宝」を使い、解決策となるストーリーを考えます。さらに解決策のなかでもっとも良い案をベストアンサーとして選ぼうとするものです。
 お宝カードを引いて、解決策のストーリーを作るのが得意な児童、苦手な児童がいますが、苦手な児童が案をひねり出そうとトツトツと話はじめると、周りの子が聞き入るように応援してるところが微笑ましく感じました。

 この日はゲームを2回体験。2回目のベストアンサーとして、「移住してきた日本語もわからなくて困っている外国人に対し、『図書館』と『スマホ』カードを使います。図書館を案内し、スマホの翻訳アプリを使って、日本語の勉強を手伝います」と答えた児童に、先生、スタッフを含むみんなから大きな拍手が湧きました。