【2月】市内のイベントに参加してきました

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みなさんのチャレンジ応援します


 2月2日に令和4年度にあまらぶチャレンジ事業の補助を受けて活動された団体の1年間の活動報告会に参加してきました。今年度は、3年目の事業が1団体、2年目の事業が2団体、1年目の事業が2団体の合計5団体が活動しています。
 それぞれの団体の報告は、試行錯誤されとても関心することばかりでした。また報告の中で、団体同士で今度一緒にやりましょうというような参加団体同士の新たなつながりが生まれる場面もあり、参加団体の今後の活躍に注目です。

「自分で考える力」を育む環境って?


 2月3日にユース交流センターで上映された映画「ゆめパのじかん」を鑑賞してきました。
 ゆめパとは、子どもが自分の責任で自由に遊び、学び、つくり続けていく子どもの居場所・活動拠点「川崎市子ども夢パーク」のこと。ここでは、「大人は手出し無用」が第一ルール。約1万㎡の広大な敷地で子どもたちは全身泥だらけになったり、自分で木を切って遊具の屋根を作ったり。大人としては、思わず、「危ない!」と言いたくなる場面がもりだくさん。でも、子どもたちはキラキラ輝く目でたくましく「こうやったらいいかな?」「一回これで試してみよう」と自分たちで試行錯誤し、乗り越えます。なんなら、自分たちだけで店を作り、材料を仕入れ、販売する「こどもゆめ横丁」というイベントまで開催してしまうのです。失敗しても大丈夫。それもここではまた大事な「こどものじかん」です。
 その後の交流会では、若者たちが課題解決を市に提言する団体「Up to You!」に所属する若者から、「こういう場所があれば不登校の時の自分ももう少し楽だったかもしれないとは思う。でも、自分にとっては尼崎市全体が夢パーク。」との発言も。
 子どもの可能性を信じて、声を聴き、見守る大人がいれば、そこがきっとその子にとっての夢パークになるのですね。

杭瀬の日本語学校


 2月7日は当課のイベントにご参加いただいたご縁で、杭瀬の日本語学校「AMAカレッジ」さんにお邪魔させていただきました。
 杭瀬商店街の南側に位置する「AMAカレッジ」。ガラス張りの教室では、ウクライナ、ポーランド、バングラデシュやネパールなど様々な国の方が授業を受けていらっしゃいました。教室の隣には、学校の寮生と学生が使用できるキッチンスペース、その反対には多国籍スタッフによる「AMANO CAFE」もあり、おしゃれな雰囲気が漂っています。
 もともとは、ソフトウェア開発をされていた会社なのですが、社長さんの「自分の生まれ育った市場のシャッター通りを復活させたい!地域をもっと良くしたい」という強い想いで日本語学校を始められました。日本語学校を始めた後、尼崎を愛し、尼崎に住む人を増やしたいという思いで、杭瀬商店街の空き家を次々に購入し、デザイン会社、日本学校の寮、カフェも始められたとのこと。尼崎愛の深さに頭の下がる思いです。今もリフォーム工事中の物件もあり、これからもパワフルに事業展開していかれるようです。
 気になる方はぜひ一度、シェフ経験がある社長のこだわり食材を使った「AMANO CAFE」さんでランチを楽しんでみてくださいね!

大庄元気むらで何する??


 2月10日は大庄元気むらで行われた大庄つどい場会議に参加してきました。
 今回は、大庄元気むらでやってみたいことや、参加者でできることなどの意見を出し合いました。「中高生や親子で過ごせる場所を作りたい」や「大庄トングマン(清掃活動)の参加者を増やしたい」など、場づくりからイベントまで様々なアイデアが出ました。
 次回は、今回出たアイデアから実現に向けて考えていくそうです。いろんな方のアイデアが実現できるように、一緒に考えていきたいと思います。

ふれあいコンサートを聴いてきました!


 第37回園田カーニバルがコロナ禍により中止になったため、代わりに企画された「園田カーニバル ふれあいコンサート」が2月12日に園田東生涯学習プラザで開催されました。
 この日出場したのは、園田中学校吹奏楽部、尼崎稲園高等学校吹奏楽部、百合学院小学校課外チアダンス、尼崎双星高等学校書道部のみなさん。その中の尼崎稲園高等学校吹奏楽部の演奏を聴いてきたのですが、会場のコンサートホールはお客さんで満杯。新型コロナウイルス対策のため、入場制限がかかってしまうほどの大人気でした(全プログラムともこれぐらいの大人気でした)。
 熱気に包まれた会場では、1・2年生の皆さんが3曲を熱演。軽妙な進行のやりとりがあったり、ソロの見せ場があったり、踊りながら吹いたり、音以外でも楽しめる演出になっていました。予定の三曲を終えても拍手は鳴りやまず、アンコールを演奏することに。最後は、「自分が思う面白いポーズ」という司会の無茶ぶりに応えて決めポーズ!20分間ほどの短い時間でしたが、「楽しむこと」を大事にしているという部の雰囲気が伝わってくる演奏でした。
 5月5日に東リいたみホールさんで定期演奏会もされるそうです!興味のある方はぜひ聴きに行ってみてください。

ピアカウンセリングで思いを共感!


 2月15日はカモミールの会主催の子育て応援プロジェクトに参加させてもらいました。
 最初に、コミュニケーションをとる上でのポイントなどの話を聞いた後、感想などをそれぞれ話し合っていきました。気づいたことや思ったことなど、参加者の方ごとに視点がそれぞれ違い、「たしかに!」や「そういうこともあるな!」と話を聞きながら新たに気づくことが多かったです。
 後半では、引いたカードに書いてある内容について順に話をしていく「こころかるた」というゲームをしました。このゲームでは、「神経質になってしまうことは?」など普段の会話の中ではしないような質問が多く入っていて、その人の価値観や考えに触れることができるのですが、ルールで質問できるカードを引いた時以外は質問ができないため、「この人はなんでそう思うんだろう?」ととても引き込まれながら話を聞くことができました。
 なかなか言葉では説明できないのですが、みんなで共感し合える場なので、少しでも興味を持たれたら一度参加してみてください!開催日が決まれば、こちらでもご紹介させていただこうと思います。

私らしく食べる!災害時の食生活、大丈夫?


 2月18日はみんなの尼崎大学生活科学部の連続講座「えらぶ・はかるを知って、私らしく食べる!」の第4回目、最終回に参加してきました。
 今回は今までの講座のおさらいや、災害時の食生活、「BDHQ」という1回目に受けた食習慣チェックを改めて入力してみて、半年前と比べて改善したかどうかをチェック。改めて自分の日頃の食生活を見直すことができました。皆さんの実感として多かったのは「塩分を減らすのは難しい…!」。普段から何気なく食べるものに塩分は含まれていて、その食生活の改善は簡単ではないです。講師の古山先生からは「毎日食べているものを2日に1回にしてみたり、ソーセージ2本を1本にしてみたり」とアドバイス。また、「直接しょうゆをかける食品には、少量ずつ出てくるスプレーボトルなんかを利用するとよいですよ」と。バランスを気にしつつも「楽しく食べる」「美味しく食べる」ということをないがしろにしない古山先生のお話はいつも安心して聞くことが出来ます。
 講座の後半には災害時の食生活のお話がありました。災害時はどうしても野菜や新鮮な食材を口にすることが難しくなり、食生活が乱れると免疫力が低下したり、疲れやすくなったり…。そんなとき、日ごろの家での備蓄が頼りになります。家に野菜やレトルト食品をストックして、食品を使いまわす「ローリングストック法」で「食べる」⇒「買い足す」⇒「備える」循環を繰り返すことで、食品を無駄にせず、いざというときのために家に備蓄品がある状態を保ちましょう。
 また、食物アレルギーを持つ人にとっては食べることは非常に深刻な問題です。特にみんなが困っている中、「自分だけわがままを言ってはいけない…」という思いから、自分から言い出すことを躊躇してしまう方も多いのだとか。本人や家族は食物アレルギーを周囲に伝えることが大切ですが、支援される方は「炊き出しなどの調理で使用した食材を全て掲示する」「『食物アレルギーで困っていませんか』と積極的に声を掛ける」とみんなでできることをやる必要があります。アレルギーは好き嫌いではなく体質です。日頃からの家庭での備えと、助け合いが必要です。日頃からご近所さんやまちの人と顔見知りになっておくと、より安心ですね。
 全4回を通した生活科学部の連続講座は今回で終わりですが、来年からの生活科学部の活動も楽しみですね。

サマセミを楽しむためのセミナー


 2月23日に「サマセミを楽しむためのセミナー」略して「サマセミセミ」をみんなのサマーセミナー実行委員会で開催しました。
 今年の8月の開催に向けて、いまからサマセミを楽しむための準備をしていこう!ということで開催したサマセミセミ。当日はあいにくの雨であまり人は来ないかな?と思っていたのですが、予想外にもたくさんの方においでいただきました!
 2022年のサマセミ動画を見ながら夏を思い出したり、サマセミに関連した問題が〇×クイズになったサマセミウルトラクイズに、授業のきっかけを探すトークセッションにグループワークなど、来年のサマセミに向けてたくさんのセンセイ候補のみなさんと交流することができました。夏まではまだまだ時間があります。自分が「大好き」と感じて、熱くなれる、楽しくなれるように、今から授業のテーマを考えてみてくださいね。
 現在、サマセミ2023のセンセイ申込受付中です。詳細はサマセミホームページでご確認ください。

5周年アニバーサリーをお祝い


 2月23日に、コミュニティスペース「みなくる☆そのだ コープさんとこ(コープ園田店2階)」で、5周年アニバーサリー「5(GO)toみなくる☆5周年~復活!地域の輪!~」が開催されました。
 我々尼大事務局は、オープニング前に時間を頂きATTFⅡを実施させていただきました!朝一の時間でしたが思ったよりもみなさんに集まっていただき、カルタも「文字が小さいなあ」とのご意見をいただきながらも、イラストを頼りにカルタ無双する方が現れるなど、お陰様で盛り上がることができました。「尼崎にこんな場所があったんだ」「これって地域資源なんだ」と驚きの声を頂き、ATTFⅡをやってよかったなあと嬉しく思う時間となりました。オープニング前に体を動かしたり声を出したことで、本編のイベントがより盛り上がるお手伝いができたのではないかと思っています。
 その後は、普段から「みなくる☆そのだ」に関わっておられる「いきいき100周年体操あおぞら」さんの「脳トレをやってみよう」や「愛逢」さんの「クイズ大会(介護あるある)」など様々なコンテンツが場を盛り上げます。
 私たちはその後、市長とともに「市役所チーム」として「月と風と」さんプレゼンツの「チーム対抗のど自慢」に参戦!無事に決勝に進むも、バックダンサーと共に出場したコープ園田店長が「おじい自慢のオリオンビール~♪」と美声を響かせ、市役所チーム危うし!しかし!当日お祝いと応援に駆け付けた市役所職員たちも負けじと盛り上げ、見事市役所チームが優勝することができました。優勝特典は「コープ園田店でのアナウンス権」。市長自ら店内アナウンスをするという貴重な体験をさせていただき、幕を閉じました。
 会場はぎゅうぎゅう詰めで、エスカレーター近くまで人がいっぱいになるほどで、コロナ禍での難しい運営を乗り越えた「みなくる☆そのだ」の底力を感じ、胸いっぱいになりました。後日さっそく「ここを会場にイベントしたい」という申込もあったそうで、次の6周年に繋がる大事な節目の一日となりました。

やんちゃんこ劇団 第3回公演を観劇


 2月26日にやんちゃんこ劇団の、「頭上には爆弾 手には花」を観劇してきました。やんちゃんこ劇団とは、小学生からシニア世代(最高齢はなんと80歳台)が集まり、年齢に関係なく、人と人とのつながりや、優しさを育む場所として活動している市民劇団です。第3回目となった今回は、会場をいつものピッコロシアターから地域に飛び出し、立花南生涯学習プラザのホールでの公演となりました。
 今回のテーマは「戦争」でした。墜落するアメリカのB29から、なんとか脱出した5人の搭乗員たちが、戦争相手であるはずの日本の少年に助けてもらい、普段滅多に使わない防空壕に身を潜める。そこに少年が家族の目を盗んでは食料を持ってきてくれ、言葉は通じなくとも、なぜか搭乗員の心が読めてしまう少年のおかげで、なんとか1カ月生き延びていたが…。最後には憲兵に見つかってしまい、捕虜収容所に入れられてしまう。村のみんなは、兄弟などの大切な人をアメリカ兵に殺され憎んでいる対象であるため、捕まえられることも殺されることも当然だと考えているが、少年だけは捕虜収容所に入れられた5人の安否を案じていた、という物語でした。
 作・演出・監修の風太郎さんは、「前回の公演が終わったあとから、戦争モノをやろうとぼんやり考えていた。戦後78年、戦争を経験している世代がどんどん他界しており、今と違い食べ物がなく、常に死と隣り合わせだった時代の記憶を風化させてはいけない、という想いがあった。それと同時に、なぜ人間は争うのか?という疑問が昔からあった。それはささいなケンカや、仲間はずれ、虐待や競争ベースの社会、営利のためならなんでもしていいという考えに対しての疑問符でもあった。ひとつの答えとして、『人間は他の生命の心を理解しない』からかもしれない。そんな矢先、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった。照準の先に居る者が、自分のよく知る人物、友人なら引き金を引くことなど出来ようはずもない。誰もが生きている。この物語の少年に、そんな想いを託してみた。」と語られております。
 また、代表の濱田さんは演者としても出演されており、「“石の上にも三年”ということわざがあるが、その三年目にして、ようやく私たちは演じる人物に身も心もなりきって表現するということの本当の難しさを知ることとなった。今回は“戦争”とテーマが重く、深いものであったため、当時の歴史を学び、生活の様子を理解することから、それぞれの人物像をしっかり自分のものにしていかなければならず、練習を重ねていくごとに、一人ひとりが“命の大切さ”を感じ、それをどのように伝えたらよいか、ピッコロ劇団員さんにたくさんご指導いただいた。また、衣装や小道具を工夫して一から考え、自ら創り上げていく楽しさに目覚めた三年目でもあった。」と、とても嬉しそうに話しておられました。
 本当に劇団員みなさんの演技がすばらしく、ストーリーも全体の完成度も高く、うるっときました。みなさんがとても楽しそうに活き活きと演じられていたことからも、チームワークの良さを感じました。次回以降の作品も期待大です!
 やんちゃんこ劇団は、随時団員を募集しています。演劇に興味のある方、歌やダンスが好きな方、みんなで楽しく活動してみたいと思う方、集まれ~!!(詳細はこちら

尼北高校でATTF2!


 尼崎北高校の「地理総合」の授業で、アマガサキトゥザフューチャー2を実施してもらいました。教科の先生がホームページからATTF2を見つけて事務局までご連絡くださり、やり方を覚えて授業で実施してくださいました。
 実際の授業ではセンセイの予想を上回るほど、すごく盛り上がったそうです!
「生徒たちの考える「おせっかい」には、無難なもの、荒唐無稽なもの、はっとさせられるような斬新なアイデアなど色々あり、私自身も楽しんで授業をすることができました。」と、メールをいただきました。
 ゲームマスターをしていて、子どもたちのおせっかいを見ていると柔軟な発想に驚かされることも多いですよね。なかには小学校時代にもATTFを経験したことのある子もいたそうで、どんどんATTF2が市内で広がっていて、とても嬉しいです。