ほかの遊び方

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ATTF2は他にもこんな遊び方ができます


 ATTF2には基本となる遊び方のほかにも、カルタとして使ったり、ベストコンボを考えたりと、使い方は無限大。これまでにどんな使い方をしてきたか、ご紹介します。

おたからカルタ


机に90枚の「おたからカード」を並べてカルタ大会!

 90枚の「おたからカード」を全て机に並べ、ひとりが「おたからカード」の下にかかれている3行の説明文を読み上げて、みんなでそのカードを探す遊びです。


どんなカードがあるのか、じっくり眺めます

 「元気でよくしゃべりよく笑います。友達が多くておトクなことが大好き。そう、あなたがイメージする彼女のことです」と読み上げられたら・・・「尼のおかん」のカードを一番早く見つけた人の勝ち。この遊びでは、「おたからカード」の説明文をじっくり読んで探すので、尼崎市にどんな「おたから」があるのかを学ぶことができます。

おたからベストコンボ


 基本の遊び方では、1人7枚の手持ちのカードを使って、「きいてカード」のお悩みを解決し、一番たくさんのベストおせっかいを思いついた人が勝ちとなりますが、この遊び方は、全ての「おたからカード」を使って、チーム全員でベストおせっかいを考えます。

 まずは、チームでひとつ「きいてカード」を選びます。その後、90枚の「おたからカード」を見ながら、チームで相談して最強のおせっかいとなるようなベストな組み合わせの3枚を選びます。この遊びでは、チーム内で活発に話し合いが行われたり、より実現性の高いおせっかいが生まれたりします。


最後にはチームのおたからベストコンボを発表します

ベストおせっかいコンペ

 ある小学校では、2週間かけてATTF2を実践し、最後にチームごとに考えたベストコンボの発表会を行いました。90枚すべてのおたからカードから3枚を選んで最強のおせっかいを考え、クラスのみんなに向けて発表します。オリジナルのおたからカードを作っている生徒もいました。みんなは審査員となり、最も支持を集めたチームが優勝。
審査時には活発な質疑応答があり、教室は大盛り上がり。外部の大人も審査員として招かれ、生徒のみなさんは発表により気合が入ったようです。

 「ATTF2をするまでは、子どもたちは『社会問題』といえば地球温暖化を挙げるなど現実味がありませんでしたが、このゲームをきっかけに身近な人のお悩みを知ることができ地に足のついた学習になりました」と、この遊び方を考えた先生は話していました。


いろんな遊び方を考えてみよう


さまざまな使い方ができるATTF2。みなさんもオリジナルの遊び方を考えてみてくださいね。