尼崎市では、駅周辺で楽しみながら過ごしてもらえるよう、阪神尼崎駅前の中央公園や、阪急塚口・阪神出屋敷の駅前広場など、それぞれのエリアに合わせたまちづくりが進んでいます。
今回は、阪神尼崎駅、阪急塚口駅、阪神出屋敷駅、阪神大物駅の4つの駅周辺の整備と、にぎわいを生み出す取り組みについてご紹介します。

阪神尼崎駅周辺のまちづくり
1つ目は、阪神尼崎駅周辺のまちづくりです。
2025年3月に阪神尼崎駅前の中央公園がリニューアルオープンし、公園内には、広々とした芝生広場や各所に新たに設置されたベンチがあり、ゆっくりと滞在できる空間が整備されました。
カフェやレストランもオープンし、それぞれが思い思いの時間を過ごせるようになっています。


阪急塚口駅周辺のまちづくり
2つ目は、阪急塚口駅周辺のまちづくりです。
阪急塚口駅の南側にある「はんつか広場」では、「居心地がよく歩きたくなる駅前空間」を目指しています。
駅前のスペースや商業施設に隣接するデッキなどを含む「はんつか広場」を貸し出してイベントを開催するなど、継続的なにぎわいを生み出すための仕組み作りが進められています。



阪神出屋敷駅周辺のまちづくり
3つ目は、阪神出屋敷駅周辺のまちづくりです。
阪神出屋敷駅前では、リニューアルされた北側の広場が、地域の人々にとってさらに身近で使いやすい空間となることを目指しています。物々交換会やワークショップなどで実際に利用してもらいながら、活用方法やニーズを探っています。



阪神大物駅周辺のまちづくり
4つ目は、阪神大物駅周辺のまちづくりです。
阪神大物駅周辺では、駅周辺のにぎわいの創出、地域の活性化を目指し、阪神タイガースのファーム(2軍)本拠地であるゼロカーボンベースボールパークなど、まちなかにおける公園を中心としたまちづくりが進められています。



市民の皆さんにとって「使える」まちづくりへ
尼崎市の担当者に、駅周辺の整備とまちづくりについてうかがいました。
「駅前は単に駅を利用するためだけではなく、市内外から多くの方々が訪れ、あらゆる世代が行き交う『まちの玄関口』。まずは素敵な駅前だなと感じて、立ち寄ってみたい、歩いてみたいと思ってもらえるような景観づくり、雰囲気づくりを重視しています」。

今後については、「これまでのまちづくりは整備が中心の取り組みでしたが、これからは整備したあとにどうまちを使い、過ごしていただくかが重要。その第一歩となるのが、まちの玄関口である駅前です。周辺にある公園などの公共空間、商店街などの事業者の方々と連携を図りながら、自分らしい過ごし方を見つけられるような駅前空間を作り上げ、その積み重ねをまち全体の未来へとつなげていきたいです」と話します。
尼崎市では「まちを使う」取り組みを進めており、市民の皆さんにまちを使っていただけるよう、さまざまな情報を発信しています。駅前でのイベントや物品販売などをお考えの方は、尼崎市のホームページをご覧ください。
尼崎市は今後も、子育て世帯の住みやすいまち、そして、使えるまちづくりを目指していきます。
この記事の始めにある動画もぜひご覧ください。





