平成30年6月22日にファシリテーション研修を開催しました。
これは連続4回の研修で会議や意見交換会を円滑に運営する人(ファシリテーター)を養成する講座です。
「まちに、まなびを、まきおこす」みんなの尼崎大学では、ご近所のお困りごとに、みんなで解決に取り組む、尼崎がそんなまちになることを目指しています。
まちのなかにいる、いろんな考えの人と話し、ともに行動するために、ファシリテーターが近くにいればこんなに心強いことはありません。まちじゅうにファシリテーターを増やしたいとこの研修を企画しました。
講師は園田在住のプロ・ファシリテーターの松村史邦さん。アシスタントに森本将行さんにもお越しいただきました。
今回のテーマは「入門!そもそも会議ってどうやるの?話し合いの構造」効果的な会議をするための事前準備や会議の組み立て方を学びました。
この日の参加者は20名。
ファシリテーションを知っている人が数名、聞いたことがある人が半数、全く知らない人もいたため、基礎的なところから教わりました。
チェックインの重要性、付箋の使い方、課題抽出ワーク、アイデア抽出ワーク、実現可能性と効果のマトリックスへの分類、ふりかえりー約3時間、ぎゅうぎゅうに詰め込まれた研修をこなしていきました。
この日、これは必要だと思ったのは「ふりかえり」です。
ワークをするごとに「ふりかえり」を行い、グループのメンバーと意見交換をします。
すると他のメンバーから、自分の考えもしていなかったことや、そういえばそうだったという発見や気づきが必ず毎回1つや2つあったことです。
1人では1つの方向からしか見ていなかったのだということを強く感じました。
研修を受講した受講生の皆さんには、今後、みんなの尼崎大学のランチ・放課後ミーティングやみんなの尼崎大学オープンキャンパスなどでファシリテーターとして活躍いただく予定です。
なお、この研修はあと3回続きます。
7月は「なるほど!そうだったのか!ファシリテーターの役割」、
8月は「記録のスキル!いろいろな方法を知ろう」、
9月は「記録のスキル!もっとホワイトボードに書こう」
今からこのあとの研修が楽しみです。