みんなの尼崎大学オープンキャンパス第2回目は、旧聖トマス大学の学生会館にて実施しました。
旧聖トマス大学は、平成27年に廃止され、土地と建物の一部が市に譲渡されました。今後、「学びと育ちを支援する」ことをコンセプトに活用を検討しているところです。
今回は、まず最初に未来を考えるカードゲーム「AMAGASAKI TO THE FUTURE(通称:ATTF)」をみんなでプレイしました。
ATTFをプレイして、みんなの考え方が未来志向になったところで、後半戦に突入。
後半は、会場である学生会館をどうやって活用できるかについてみんなでアイデアを出し合いました。
「アクセスがあまりよくないこの場をみんなのたまり場にしたい」「おやじのライブ会場にしたい」「障がい者の体験会をしたい」「まんが道場にしたい」など、多様なテーマが出されました。
参加者は興味のあるテーマのテーブルに分かれて、そのテーマを実現するにあたって「今あるもの」「足りてないもの」「あったらいいもの」を書き出しました。その後2回テーブルを変わり、新たな意見も含めて、さらにセッションを重ねていきました。
今回は、使われていない「場」をどう活用できるかというテーマでしたが、アイデアの中で、みなさんの得意やつながり等の持っているもの、背景が見えてきて、新たなつながりが生まれるきっかけとなりました。
これから旧聖トマス大学は、学びと育ちを支援する拠点となります。このオープンキャンパスでのやりとりがこれからのこの場の今後に少しでもつながっていったらと思います。