9月19日(水曜)、「尼崎市民活動図鑑vo.3」を武庫之荘にある尼崎市女性センター・トレピエで開催しました。
これは、みんなの尼崎大学の主催による、まちづくりに関心のある市民の皆さんや市職員が地域で行われている活動を知ったり、興味のある活動に参加するきっかけを作ったりする、市民・市職員と市民活動団体との出会いの場です。尼崎市役所の職員研修も兼ねています。
15時半からの第1部は市職員を中心とした100人以上、18時からの第2部では市職員と市民の皆さんが約半分ずつで、合わせて40人以上の方の参加がありました。
第1部・第2部ともに15組の市民活動団体が参加。まずは、各団体の皆さんから2分ずつ活動の紹介していただきました。
トップバッターは「TUMUGUBA(ツムグバ)」の丸毛幸太郎さん。幕開けで少し緊張した空気の中でしたが、みごと2分ピッタリで発表されました。
各団体の発表を聞いた後は、自分の興味のある団体のブースに直接話を聞きに行きます。ひとつの団体につき約20分間、席替えを挟みながら3団体の話を聞くことができます。
「自転車マナーポイントプロジェクト」は、自転車事故の7割が交差点で起きていることから、自転車に乗り交差点で一旦停止をするとポイントがもらえるアプリを開発し、実証実験を予定しているそう。アンドロイドのスマホを持った人に、実験参加の協力を呼びかけていました。
三和本通商店街を中心に、自転車を押して歩く啓発イベントをしている「ちゃりんこ来恋大作戦!」の鶴留朋代さんは、ブースに来た参加者に「商店街でどんなことをしたら面白いと思う?」と実際にアイデアを求める場面も。
第2部は第1部に比べ参加人数が少なかったので、参加者から質問をしたり、お互いの意見交換をしたりと、よりじっくりと話を聞くことができました。
各ブースで話を聞いた後は、近くの人同士で感想を共有しました。市職員は「いろんな団体があることを知れて、おもしろい人に出会えて良かった。団体の人に名前を覚えてもらえたのも嬉しかった」と話していました。
最後に、みんなの尼崎大学事務局、尼崎大学・学びと育ち研究担当課長の立石から、改めてこの研修にかける思いをお伝えしました。
「2年前に自治のまちづくり条例が施行されました。これから、市の人口が減少する上に高齢者の割合が増えるなど、まちの課題はどんどん複雑にそして多様化していくと考えられます。そのときに市職員は、今日、ここにいる市民活動団体のみなさん方と手を取り合い、お互いの強みを活かしながら課題に取り組んでいくことが求められると思います。だからこそ、今から市民活動団体と知り合い、信頼関係を築いていく必要があると考えて企画しました。」
今回は21の市民活動団体と、約150人の市職員、市民が出会う機会になりました。
すっかり意気投合したメンバーもいたようで、第2部終了後、約20人が「第3部」(?)の打ち上げに流れて行きました。
今回ご参加いただいた団体は、TUMUGUBA、学習塾こかげ、Code for Amagasaki、ミーツ・ザ・福祉実行委員会、ちゃりんこ来恋大作戦!、尼崎モリンピックパートナーズ、杭瀬アクションクラブ、みんなのサマーセミナー実行委員会、みとりまち実行委員会、へいわ・えーなー、瓦宮ジャズフェスティバル実行委員会、ことはじめかいぎ世話人会、あままままるしぇ、テラからはじめるこれからのハナシ。、護美奉行、むこっこロード、団塊世代出番塾、自転車マナーポイントプロジェクト、自然と文化の森協会、NPO法人はち、尼崎城盛り上げ隊の皆さんです。
各団体の活動内容はこちらから。
興味のある方は、事務局にお声かけください。
また10月6日(土曜)、7日(日曜)、8日(月曜)に、「ことはじめかいぎ世話人会」「学習塾こかげ」「団塊世代出番塾」「杭瀬アクションクラブ」「護美奉行」も講座を開く「みんなの尼崎大学 まちじゅう学祭」が開催されます。
こちらでも、さまざまな市民団体と出会うことができますので、ぜひご参加ください。