みんなの尼崎大学出張講座「オトナによるオトナのためのリトミック」を開催しました(平成30年10月13日)

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さち音楽教室主宰、声楽家、リトミック講師の田中幸子先生

 10月13日土曜日に阪急園田駅そばのコープこうべの2階にある「みなくる☆そのだ コープさんとこ」でみんなの尼崎大学出張講座を開催しました。

 今回のテーマは「オトナによるオトナのためのリトミック」。
 
 リトミックとはこども向けのリズム体操と思っていませんか?
 今回のセンセイ、音楽教室を主宰し、声楽家でリトミック講師でもある田中幸子先生によると「そもそもリトミックは音大生の授業のために開発にされた音楽教育プログラムなんですよ」

 リトミックはスイス人の作曲家、音楽教育家のジャック・ダルスローズ氏によって創設され、日本では黒柳徹子さんの自伝「窓際のトットちゃん」で有名になったトモエ学園が初めて導入しました。初めに幼児教育・学校教育の現場で導入されたので、日本ではこどもたちのものという印象が強まったのかもしれませんね、とのこと。

 田中先生はジャック・ダルスローズ氏の教えに添って、こどもはもちろん、成人、しょうがいのある人、お年寄り、あらゆる方々にリトミックを拡げていきたいと考えています。


音楽を聴く耳を育てるソルフェージュ。先生のタンバリンで刻まれたリズムを聞いて手拍子で同じリズムを刻みます

 リトミックには、全身を使って音楽を動きで表現するリトミックと、音楽を聴く耳を育てるソルフェージュ、自己音楽表現があり、この日は全てを体験させていただきました。

 全身を使うリトミックでは、4拍ずつ、①前進(4歩)、②お腹を叩く(4回)、③肩を叩く(4回)、④後進(4歩)の4パターンの動きを繰り返します。①の終わりにセンセイが「スキップ!」というと②を飛ばして③の動作に、②の終わりにスキップというと③を飛ばして④へ。これがなかなか難しい〜。(みんなの尼崎大学のFacebookページの動画がありますので、ご覧ください)

 ある種、脳トレみたいな動きに、参加された方は、「この時間はいつもは昼寝タイムなのですが、目が覚めました‼️」とのこと。オトナの方も参加されてはいかがでしょうか?
 さち音楽教室Facebookページはこちらから


全身をつかうリトミック。これがなかなか難しいです。