8月18日(木)は、昨年度に引き続き園田東生涯学習プラザに出張して、みんなの相談室を開きました。暑いなか、たくさんの方にお越しいただいた様子をご紹介します。
「みんなの尼崎大学 相談室(略して、みんなの相談室)」とは…
2か月に1回(偶数月)水曜日の12:00〜13:30(ひるのミーティング)、19:00〜20:30(よるのミーティング)にあまがさき・ひと咲きプラザで開いています。「尼崎でこんな活動・事業をしてみたい」「進めたいプロジェクトがあるから、仲間が欲しい」「何ができるかわからないけど、お手伝いをしてみたい」など、活動の場を見つけたい人や広げたい人が相談できる1日です。
たくさんのアイデアが集まりました
集まった人同士で相談し合う「ひるのミーティング」には、なんと約40人にご参加いただきました。参加者が持ち寄ったテーマは「場所を無料で貸してくれるところを探しています」、「尼崎を音楽で盛り上げたい」、「キャンプできる場所と参加してくれる中高生を探している」の3つ。
「場所を無料で貸してくれるところを探しています」と相談したのは、初参加のしばたさんとおださん。それぞれ別でコミュニティ作りの活動をされていたそうですが、たまたま意気投合し、子どもたちが集まれる駄菓子屋を2人で開きたいと考えているそう。駄菓子屋を開くために無料で貸してくれる場所を探しているとのことで、参加者からは「市営住宅の空いている部屋を借りたり、団地の集会所でやってみてはどうか」「助成金を利用して空き家を活用しては」「まずは屋外にテントを立てて始めて、軌道に乗ってから店舗を借りてはどうか」などのアイデアがありました。ミーティングが終わってから、コープ園田内のスペース「みなくる☆そのだ コープさんとこ」を管理している方とマッチングしていたようなので、今後の展開に期待が高まります。
「尼崎を音楽で盛り上げたい」のテーマを出したのは、ベーシストのそだけんさんとドラマーのぱんさん。コロナの影響でミュージシャンの発表の場が失われているなか、「みんなの尼崎大学 軽音楽部」を立ち上げて尼崎を音楽で盛り上げたいと考えているそう。「軽音楽部でどんなイベントをしたら良いかアドバイスをください」と呼びかけると、参加者からは「尼崎の森で野外フェス」「楽器の体験会」「使っていない楽器を集めて演奏会をする」、さらには「ユース交流センターや生涯学習プラザなどで音楽機材を貸し出しているが、地域の人は使いこなせなかったりするので、手伝ってあげるのはどうか」などたくさんのアイデアが集まりました。軽音楽部に興味のある方はこちらまで。
たくさんの相談が集まりました
よるのミーティングは19人の参加があり、「チャリティショップをやりたい」「プラザのテラステーブルをにぎやかに」「ドックランを作りたい」「ちさちゃんの声を広めたい」「防災キャンプを広めたい」「ペット可の避難場所を」「古着の再利用」と7つもの相談事がありました。
「チャリティショップをやりたい」のテーマを出したのは、介護ヘルパーをしている糸原さん。コープ尼崎近松にある「チャリティショップふくる」の手伝いをする中で、自分もお店を開きたいと考えるようになったそう。一緒に準備してくれる仲間や、服屋と併設でできるアイデアを募集しました。参加者からは「杭瀬にある古本屋『二号店』のように、地域の人が交代で店番をするような形態にしてはどうか」や「古着をリサイクルすればゴミが減ることをアピールするなど、発信方法を工夫しては」などの意見が集まりました。
「ちさちゃんの声を広めたい」のテーマを出したのは、社会福祉協議会のともちゃん。「視覚障がい者のちさちゃんは朗読ボランティアをしていて、とても良い声なので、他にも地域のいいところや視覚障がい者からみた地域の魅力をレポートするような、声を活かした活動ができないかと考えています」とともちゃん。参加者からは「イベントのアナウンスをするのはどうか。市民まつりでコロナ対策のアナウンスをする予定なのでやってみませんか?」と提案がありました。ちさちゃんはやってみたいとのことだったので、どんなアナウンスになるのか楽しみですね。
次回は2022年10月13日(木)12時からと19時から。次回も園田東生涯学習プラザで開きます。開催曜日と場所が違っているので、お間違いなく。みなさんのご参加お待ちしております。