橘公園で尼大ランチミーティング開催!(令和4年10月18日)

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 10月18日(火)は「尼大ランチミーティング」と題して、尼崎市役所の隣にある橘公園で市職員と市民が青空の下、ランチでも食べながら交流するミーティングを開きました。50人以上の参加者が集まっておしゃべりした様子をご紹介します。


公園を活用する社会実験で、当日は噴水広場にキッチンカーが登場!

 まずは集まった人たちで自己紹介。市役所で働く様々な部署の職員も一般の参加者も入り交じって、お昼ごはんを食べながら、相談事やイベントの告知など、和気あいあいとお話をしました。今回持ち込まれた相談事は「救急現場のことを知ってほしい」と「忍者のスキルを教えたい」の2つ。


消防局の福澤さんは10年以上救急車に乗っていたベテラン職員です

 「救急現場のことを知ってほしい」と相談したのは、消防局の福澤さん。現在は防災センターにある救急課で働いていますが、それまでは10年以上救急隊員として救急車に乗っていたそう。「尼崎に救急車は何台あると思いますか?」と参加者に問いかける福澤さん。「実は10台しかありません。それに対して、救急の要請は年間3万件以上。そりゃ毎日救急車の音を聞きますよね」と、ひっ迫する救急現場の様子を教えてくれました。救急要請の中には「ささくれが剥けたから」や「ベッドから落ちたから戻してほしい」など、軽いケガや緊急性の低いケースも多く、3万件の要請のうち1万件はそのような内容だというから驚きです。


少人数のグループに分かれてアイデアを出し合います

 「本当に救急車が必要な人の元へいち早く駆けつけるためにも、尼崎の救急の現状を知ってもらいたいです。どうすれば救急のとき以外は救急車を呼ばないように周知できると思いますか?」との問いかけに、参加者からは「今は119番の電話ですが、テレビ電話にしたらより緊急性が判断できるのではないか」や、FMあまがさきの南さんからは「『RADIO JACK』という誰でも30分間ラジオパーソナリティになって好きな話ができる番組を企画しています。出演して、救急現場の現状をお話してはどうでしょう」などたくさんの意見が集まりました。「たくさんの人に見てもらうために、啓発動画を作成しよう!」ということで、現在みんなの尼崎大学とコラボして動画作成の企画を進行中。他にも良いアイデアを思いついた方は、事務局までご連絡くださいね。


日本忍者協議会の認定証を手に説明をする志多さん

 忍者風の服装で「忍者のスキルを教えたい」と相談してくれたのは志多さん。サバイバル術などにも応用できる忍術の資格を多数持っており、そのスキルをいろんな人に教えたいと話します。「防災と忍術を絡めるなど考えているのですが、みなさんはどんな内容だったら聞いてみたいと思いますか?」の質問に、「いろんなスキルを『○○術』と呼んで教えたら面白いのでは」との意見が。すると「古武術を活かした介護の術は聞いてみたい」「救急袋に何を入れるかを学ぶ救急袋の術はどうか」「忍たま乱太郎とコラボしてほしい!」などのアイデアが集まりました。これから尼崎のニューキャラクターになるかもしれない志多さんの活動に要注目です。


他にもたくさんの告知がありました

終了後の交流タイムに、個別で意見や名刺の交換をしたりおしゃべりをしました

 2か月に1回偶数月に開催しているみんなの相談室、次回は12月14日(水)にひと咲きプラザで開催します。今回のように相談事を居合わせた参加者同士でおせっかいし合います。相談ごとがある人もない人も、興味のある方はご参加お待ちしています。