2023年8月5日(土)、6日(日)に第9回みんなのサマーセミナーを開催しました。
会場は昨年に引き続き、尼崎市立尼崎高等学校。2日間290の講座が開かれ、延べ4,532人の方が来校されました。暑い中、お越しくださった皆様、ありがとうございました!
みんなのサマーセミナー(通称:サマセミ)は「誰でもセンセイ、誰でもセイト」をコンセプトに、まちの人がセンセイにもセイトになれる学校ごっこです。伝えたいことがある人は誰でもセンセイに、学びたい人なら誰でもセイトに。子どもからお年寄りまで参加できる学びのイベントです。センセイはまちのお店の人、学生さん、本物の先生など様々です。
今年は久しぶりに制限無しでの開催とあって、授業はもちろん、お昼休みのランチや放送、「サマセミメモリアルルーム」など、来年の10回目に向けてたくさんのコンテンツで盛り上がりました。
まずは朝礼から
サマセミは、尼崎市少年音楽隊合唱部のみなさんの校歌斉唱(キダ・タローさん作曲の「あぁ尼崎市民家族」)からはじまります。
その後は、ラジオ体操!5日は手話ラジオ体操のoioiさん、6日は昨年大好評だった市尼柔道部のみなさんにラジオ体操をしてもらいました。
今年も「スキ」があふれる授業がいっぱい
朝礼が終わったらすぐに授業が開始します。たくさんのジャンルの授業があるなかで各々自分の興味のある授業の教室に向かいます。
今回は会場である市立尼崎高校のみなさんも授業をしてくださいました。
お昼休みもたくさんのコンテンツがあります
お昼休みには学校の食堂が開放され、学食を食べることができます。食堂以外にもお弁当やパンの販売があり、なにを食べるか迷ってしまいます。
他にもサマセミハーメルン楽団の演奏や、市尼放送部とのコラボレーション、実行委員持ち込み企画の「青年の主張」など、にぎやかに盛り上がりました。
サマセミの歴史を振りかる
来年には第10回を迎える「みんなのサマーセミナー」。今年は10回目に向けて、サマセミの歴史を振り返ることのできる「サマセミメモリアルルーム」を設けました。
今年はグッズ販売も!オリジナルマフラータオルやA4サイズも入る通学風バッグを販売。売り上げは来年開催のための資金になります。
たくさんのボランティアさんが大活躍
サマセミ当日の運営にはたくさんのボランティアさんが関わってくれています。学生も大人も交えたチームをつくり、受付での案内や、暑い中での誘導など、いろんな仕事を受け持ってもらいました。
授業が終わったらセンセイもセイトもボランティアも実行委員もみんなで学校を掃除します。来た時よりも美しく、教室や廊下をきれいに清掃。
1日目の朝礼から2日目の掃除まで、すべての授業に参加されたセイトさんは皆勤賞の賞状がもらえます。
みんなのサマーセミナー2023、楽しんでいただけましたでしょうか?
サマセミは誰でもセンセイ、セイトになれる夏の学びの祭典。日常の学びを活かす場があり、それを面白がって応援する人がいます。今年もたくさんの人が関わって、サマセミを開催することができました。
次回はいよいよ10回目。来年もセンセイとして、セイトとして、ボランティアとして、実行委員として、一緒にサマセミをつくりましょう。
写真提供:かにかま企画・みんなのサマーセミナー実行委員会
当日の様子を記録した動画もぜひご覧ください。