「あまチャレ」ってなんやねん? みんなの尼崎大学 相談室、開催しました!(R7.12.18)

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 12月18日(水)に、今年最後の「みんなの尼崎大学 相談室」があまがさき・ひと咲きプラザで開催されました。今回は、尼崎市の助成制度「あまがさきチャレンジまちづくり事業(通称:あまチャレ)」について知り、自分が使うとしたら?を考える回です。来年度の募集を前に、「本当にこの制度を必要としている人に届いているのか?」という問いを共有しながら、率直な話し合いが行われました。


 まずはいつも通り、自己紹介タイムから。普段どんなことをしているのかに加え、年末の過ごし方を一人ひとりお話ししていきました。年賀状を書きまくる方(他の参加者の方はほぼ書かないというお話しでしたが、、!)、会社でおもちつきをする方、九州までジャグリング視察に行く方、自分をじっくり見つめ直す方など、それぞれの過ごし方で楽しまれるようです。年末年始って意外とひまですよね。え?そんなことない?

「あまチャレ」って、どんな制度?

 今回は、尼崎市協働推進課の職員のみなさんに「あまチャレ」についてお話ししていただきました。「あまチャレ(あまがさきチャレンジまちづくり事業)」とは、市民主体の団体が取り組む地域課題の解決や公益的な事業の初期活動を応援するために、尼崎市が補助金を交付する制度です。初期にどうしてもかかる費用や準備段階を支えてくれる制度なので、尼崎で新しい取り組みを考えている人には、ぜひ一度検討してほしい!という制度です。


 この日は、あまチャレの中の2種類の助成制度を紹介していただきました。市内2地区以上にまたがる活動を対象とした「あまらぶチャレンジ事業」と、1地区内で完結する活動を支援する「地域コミュニティ活動支援事業」の2種類です。どちらも活動範囲や補助金額が異なります。

「あまらぶチャレンジ事業」は、最大3年間を基本とし、
1年目は、補助対象経費の10分の10以内(上限30万円)
2年目は、補助対象経費の10分の5以内(上限15万円)
3年目は。補助対象経費の10分の3以内(上限9万円)

と、年数とともに補助額が変わる仕組みも特徴です。

「地域コミュニティ活動支援事業」は、補助対象経費の10分の8以内(上限10万円)を交付する仕組みです。

 ただ、こちらの2つの制度は初期活動を応援することが目的のため、上限は3年です。だからこそ「ずっと続けるための土台づくり」として活用できる制度でもあるのです。また、市の職員と相談しながら使い方を考えていける点も大きな特徴です。尼崎で活動されている方が多かったため、一通り説明が終わったあとは、助成金制度についてどのように考えているか、感じているかを地域課の職員も交えてざっくばらんにお話ししていきます。

制度と活動のあいだで

 制度説明とあわせて、実際に採択された事例も紹介されました。マルシェや対話の場づくりなどの事業において、会場使用料や講師料として活用されている話を聞き、「思っていたよりいろいろな形で使えそう」「準備段階でも使えるのがありがたい」といった声が上がります。また、制度の説明を聞くだけでなく「自分たちの活動に置き換えるとどうなるのか」を想像しながら、参加者それぞれが頷き、真剣に話を聞く姿や様子が印象的で、尼崎に愛があり、今まさに参加者自身が活動しているからこそ、本気で向き合っていることが伝わってきました。

 後半は、「なぜこれまで申請してこなかったのか」という問いをきっかけに、本音のやり取りへと移っていきます。「公益性が自分では分からない」「活動はしているが、趣味や遊びだと判断されそうで踏み出せない」「助成金をもらうこと自体に抵抗がある」「利用した方の感想が知りたい」といった率直な声が次々と出てきます。それに対して「なにをやるかよりも、その結果として誰にどんな変化が生まれるのかが大切」「事業として筋が通っていれば、その事業のために新たに結成されたグループでも大丈夫」といったアドバイスも出てきました。


 実際にあまチャレを活用した参加者からは、「申請は正直大変だったが、市の職員の方が相談に乗ってくれた」「申請が通ってからは活動の信用度が上がり、市の職員の方がつないでくれるようになった」「活動を説明する言葉を考える良い機会になった」といった実感のこもった話も共有されました。質問と回答が行き交う中で、「あまチャレ」は行政が考えた制度ではあるものの、「評価されるもの」としてではなく、「一緒に考え、育てていくもの」として捉え直す空気が、会場全体に広がっていったように感じます。

相談室を終えて

 今回の相談室は、制度を学ぶだけでなく、自分たちが大切にしてきた活動をどんな言葉で伝えればいいのかを立ち止まって考える時間でした。活動自体に面白さや手応えはあるけれど、それを行政の制度にどう重ねればいいのか分からない。そんな迷いを共有できたこと自体が、この場の大きな意味だったように思います。しかし、自分だけで悩むよりも一度市に相談しても良いかもしれません。きっと優しくお話しを聞いてくれるはず。ぜひ、一緒に尼崎でいろいろな活動をつくっていきましょう。


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