【初参加でも相談できます】6月のみんなの尼崎大学 相談室を開催しました(令和5年6月14日)

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 6月14日(水)は今年度2回目のみんなの相談室を開きました。梅雨でジメジメした日でしたが、たくさんの相談事におせっかいした様子をご紹介します。

「みんなの尼崎大学 相談室(略して、みんなの相談室)」とは…
 偶数月の第2水曜日の13:00〜14:30(ひるのミーティング)、19:00〜20:30(よるのミーティング)にあまがさき・ひと咲きプラザで開いています。「尼崎でこんな活動・事業をしてみたい」「進めたいプロジェクトがあるから、仲間が欲しい」「何ができるかわからないけど、お手伝いをしてみたい」など、活動の場を見つけたい人や広げたい人が相談できる1日です。

参加者同士のマッチング続々


ぐるっと円になっておしゃべりします

 集まった人同士で相談し合う「ひるのミーティング」。今回は27人にご参加いただきました。参加者が持ち寄ったテーマは「これからのまちづくりについて」と「ワークショップしたい」、「異次元の広報」、「アロマ教室に参加してほしい」、「武庫之荘に書店・作業スペースを作りたい」、「こんな公園あったらいいな」の6つが集まりました。


豊中から初参加されたシマムラさん

 「ワークショップを開きたい」のテーマを出したのは、初参加のシマムラさん。3歳から74歳の人を対象に、塗り絵のワークショップを開いているそう。今回は開催できる場所を探して参加されました。「ワークショップには実費の100〜300円程度の参加費をいただきますが、基本的にボランティアでやっているので無料で借りられる場所を探しています。一緒に運営してくれるボランティアも募集しています」とシマムラさん。

 すると居合わせた参加者から「コープ園田にある『みなくる☆そのだ』は会場さえ空いていたら利用できますよ」と早速マッチングが。さらに、地域のつどい場である大庄元気むらでスタッフをしている参加者からも「使っていいですよ」との声が。最近、西難波に事務所を構えたという参加者も「一緒に何かできれば」と次々と声がかかりました。3件も会場が見つかって嬉しそうなシマムラさん。ステキなマッチングが起こるのも、さまざまな人が参加する相談室の醍醐味ですね。


テーマを書いたフリップを見せながら話すユカワさん

 「異次元の広報」のテーマを出したのは、上坂部西公園で活動するユカワさん。尼崎緑化公園協会としてさまざまなイベントを実施しているそうですが、公園をよく利用する子育て世代とシニア以外の現役世代にも来園してほしいと考えているそう。どのような広報をしたらターゲットにリーチするか相談されました。

 参加者からは「イベントのタイトルを変えるだけで人が集まることもあるので見直してみてはどうか」、「きれいな芝生があるので、芝生を使ったイベントをしてはどうか」「花や緑の写真の撮り方講座があったら行きたい」「あえて『緑』を謳わずに広報をしてみるのも良いかも」などたくさんのアイデアが集まりました。


中央が初参加のヒラタさん

 「武庫之荘に書店・作業スペースを作りたい」の相談を持ちかけたのは、こちらも初参加のヒラタさん。普段はウェブ記事編集の仕事をされているそうですが、事務所を開いて本屋とワークスペースを作りたいと考えているそう。「ずっとパソコンに向かって仕事をしていると参ってくるので、地域の人と関わるためにアナログな作業ができるスペースを作りたいと考えています」とヒラタさん。

 さらに地域の人がまちのことを書いた文章を集め、「ZINE(ジン)」と呼ばれる手作りの冊子を作りたいと考えているそう。そのための印刷機もすでに購入され、事務所の移転先を探しているのだとか。参加者からは「武庫之荘にセレクトされた本屋さんができるのは嬉しい!」や「武庫地域課でもみんなのホームルームというプラットフォームがあるので、そこならおすすめの物件も見つかるかも」などの声がありました。これからステキなことが始まりそうな相談事に、参加者も盛り上がっていました。


当日のホワイトボードです。たくさんのアイデアが集まりました

相談事をみんなで考えよう!


よるのミーティングにはお仕事帰りに参加する人も

 よるのミーティングは17人の参加があり、「こんな公園あったらいいな」、「香芝の尼崎化」、「これからのまちづくり」の3つの相談事がありました。


中央が初参加のオッキーさん

 「香芝の尼崎化」の相談を持ちかけたのは、初参加のオッキーさん。奈良県香芝市からのご参加で、香芝でも行政職員や民間の人が車座になってなんでも話せるような場を作りたいと考えているそう。「どのようにして尼崎は今みたいな協働・共創的なプロジェクトが生まれたのか知りたい」と質問しました。

 参加者からは「市職員と市民が一緒になってまちづくりのノウハウを学ぶソーシャルドリンクスがひとつのきっかけになったのでは」や「相談室は市が主導で開いているので、香芝でも場づくりに興味のある職員がいれば一緒にできるのでは」、「まだ出会っていないなら、市外で活躍している職員のネットワークから紹介してもらってはどうか」などのアイデアが集まりました。香芝でどんなプラットフォームができるのか楽しみですね。


今回は昼と夜と両方参加してくださった方も!

 次回は2023年8月9日(水)13時からと19時からひと咲きプラザで開催します。暑い時期になりますので、熱中症にはお気をつけてご参加ください。お待ちしています。