市内の色々な場所で活動されている団体さんやスポットをより深く知っていただき、関わってくださる方の輪を広げることを目的に、私たち職員が活動に直接お邪魔させていただき、お試し体験レポートをお届けしようという新入生勧誘企画「新歓情報」。
今回は塚口で行われている“ゴミレスキュー隊・トングマン”という活動を参考に、大庄地域でも“ごみ拾いでつながろう!「大庄元気むらトングマン」”という活動があると聞きつけ、私たち尼大職員の坂井と堀田がお邪魔させていただきました。
集合場所の「大庄元気むら」に着くと、大量のトングが用意されていました。
少し緊張しながら、トングマンの皆さんに挨拶すると、アットホームな雰囲気で迎え入れてくださり緊張がほぐれました。
こちらの活動は大庄元気むらからスタートし、大庄地域周辺を1時間ほど清掃します。いつもは2グループに分かれて清掃しますが、今回は参加者が7人ほどと、いつもより少なかったので1グループで回ることになりました。
清掃のコースはトングマンの村瀬さんが事前に考え、毎回違うコースを回ります。自前の大庄マップを広げ村瀬さんより今回のコースの説明がありました。このマップはところどころが赤く塗られていて、村瀬さんにお伺いすると、なんでも日頃からゴミの多い場所をチェックしているそうです。
説明が終わると、トングをお借りし、私たちもトングマンになり、いざ清掃スタート。まずは大庄元気むらの前のバス停に大量に落ちている吸い殻を拾いました。
それから武庫川方面を目指し、清掃しながら進みます。ゴミを探しながら歩くと、側溝や草むらなどに隠すように捨てられているゴミがたくさん見つかります。
清掃しながら進むと、すれ違う方々から「おはよう」「ありがとうね」「ご苦労さん」とたくさん声をかけていただきました。すごく人と人の距離が近いというか、先ほどの大庄元気むらで挨拶をした時にも感じましたが、まち全体がアットホームな雰囲気で温かさを感じました。
武庫川の土手に到着。
土手の上から見下ろすと、斜面にゴミがたくさん。同じ銘柄の缶コーヒがたくさん落ちてたので、同じ人が毎日のルーティンで捨てるのかなと推理しながら、斜面で滑らないように気をつけながら、ごみを拾いました。
トングマンの皆さんから「ここの焼き鳥屋が美味しいよ」「ここのお店の店長はこんな特技のある人やで」といった地元ならではの情報を教えてもらいながら清掃していると、あっという間に1時間が過ぎ、スタート地点の大庄元気むらに帰ってきました。
清掃活動の後には、必ず活動の振り返りを含めた交流会を開催します。
お茶を飲みながら、リラックスした雰囲気で皆さんからたくさんの意見が出てきました。
「元気むらの前のバス停に吸い殻が多かった。灰皿設置した方が良いんやろうか。」
「今日もゴミをいっぱい拾えて良かった。いや、これは良いことなのか?」
「参加してくれる人を増やすにはどうしたら良いかな。トングを工夫してみる?」
「イベントの後にトングマンの活動をすればアピールできるのでは?」
「こういった活動が市内でもっと広がったら良いよね」 などなど
振り返りだけでなく、トングマンの皆さんが様々な場で行っている活動・イベントの紹介もされていました。
この交流会で出てくる意見は、「大庄トングマンの活動をより良いものにしたい!」「大庄全体をもっと盛り上げたい!」という思いが溢れており、前向きな発言ばかり。時にユーモアを交えつつ、交流会は終始笑顔で進みました。
“ごみ拾いでつながろう!「大庄元気むらトングマン」”さんは、たくさんの仲間を募集されています。
活動の名前のとおり、ここではたくさんの人や活動とのつながりが待っています。この活動をきっかけにたくさんのつながりを作ってみませんか?
- 団体名
- ごみ拾いでつながろう!「大庄元気むらトングマン」
- 活動日時
- 毎月第3木曜日
- 活動内容
- 大庄地域周辺のゴミ拾い
- 参加条件
- どなたでも
- 持ち物
- 軍手、汚れてもいい服装
- 集合場所
- 大庄元気むら(旧コープ大庄)(尼崎市大庄西町3丁目10-1)
- 団体の方から一言
- 地域の仲間づくりとして始めた清掃活動ですが、ひと月に1回、皆さんに会って、一緒に活動できる喜びを感じています。歩きながらの何気ない会話や、地域の情報交換も楽しみの一つです。町を綺麗にしながら、いろいろな活動にもつながっていけば良いなあと思っています。是非、ご参加下さい。