市内の色々な場所で活動されている団体さんをより深く知っていただき、関わってくださる方の輪を広げることを目的に、私たち職員が活動に直接お邪魔させていただき、お試し体験レポートをお届けしようという新入生勧誘企画「新歓情報」が今回で第6回目となります。
第6回目の今回は、毎月1回、尼崎城・寺町周辺を清掃している「護美奉行」という活動に、私たち尼大職員の堀田と坂井がお邪魔させていただきました。
護美奉行?
まず、お邪魔する前に、「護美奉行」とは何なのかインターネットで調べてみると・・・
あまり知られていない話がある。
江戸時代、日本は鎖国をしていたが、国内の交易は時代を経るごとに盛んになった。一方で人の往来が増すごとに、町の美しさは損なわれていった。
そのような中、設置された奉行職があることをご存じだろうか。
「護美奉行」。
彼らは、まちの美しさを護(まも)るために命を受けた。
この時代に、その奉行を復活させる。
鞘(さや)に収まっているのは人を斬るための刀じゃない。まちを護るための「刀トング」だ。
そんな、活動に参加してみませんか。
(省略)
※お気づきかと思いますが、護美奉行は架空の役職です。歴史的にそのような史実はありません。
という何やら面白そうな活動を見つけました。「護美奉行」・「刀トング」など、気になるワードにワクワクしながら、活動日に集合場所に向かいました。
集合場所の尼崎城址公園の芝生広場には、侍と忍者が参加者を待ち受けていたので、私たちは恐る恐る近づいてみました。この侍の方が、代表の太田さんでした。侍と忍者を中心に18人ほどの参加者が集まりましたが、この日はいつもより参加者が多かったようで、少ないときは3、4人のこともあるそうです。しかし、自分たちのできる範囲で、ゆるく続けていこうというスタンスだと太田さんは話してくれました。
刀トング??
みんなの自己紹介が終わり、トングを借りようとすると、何やら見慣れないトングがならんでおり、話を聞くとこれが「刀トング」だそう。トングの握る部分が刀の柄になっており、鞘に収まっているのですが、見るだけでワクワクし持ってみたくなるデザインです。お子さんも喜ぶこと間違いなしで、某人気漫画の真似をしながら清掃もできるかも!?
刀を携えていざ清掃へ!
刀トングをお借りし、私たちも護美奉行になって清掃活動がスタート。
ルートや清掃ポイントは、「今日は尼崎城から駅前」や「寺町まで行こう」など、その日毎に違うそうなのですが、この日は、城址公園・中央図書館の周りを歩き、阪神尼崎駅までを清掃しました。
中央図書館から阪神尼崎駅に向けて清掃していると、太田さんから中央図書館の西側の石垣や、開明橋についての知識を教えてもらいました。ぜひ実際に参加して話を聞いてみてください。次の日、きっと誰かに言いたくなる!
尼崎城の近くはゴミが少なかったのですが、駅前に近づいていくにつれ、18人でごみを拾ってもなかなか前に進めないほど、ごみがたくさん。
しかも、同じ場所に同じ商品の缶チューハイの空き缶が大量に落ちていました。毎日同じコンビニで同じ缶チューハイを買い、歩きながら飲んで、同じ場所に捨てているのだろうと想像しながら、8人がかりでごみ袋いっぱいに空き缶を集めていきました。
また、この日はとても日差しが強く暑い日だったので、1時間半清掃を行いましたが、皆さんは汗だくでくたくたになっていました。
この日は、尼崎城の周辺のお話しか聞けませんでしたが、寺町を清掃する日は寺町の歴史にまつわる話が聞けるので、何度参加しても楽しみながら清掃出来ます。
太田さんの思い!
太田さんはなぜこの活動を始めようと思ったのでしょうか。
「尼崎城の開城に合わせて、尼信さんや阪神電鉄さんやお寺の方達とお話をする中で企画を考える「てらまちプロジェクト」が発端でした!僕自身は阪急沿線の生まれだったので、「尼崎(寺町エリア)ってこんなに面白い歴史があったのか」ととても新鮮に映りました。そこから、「歴史について若者がライトに触れられる機会がなかなかないのかも」と考えていたところ、刀とんぐと出会って、「これで街を清掃しながら街歩きができるかもしれない」と思ったのです。」と語る太田さん。
また、ここまで続けてきて良かったことはあるか聞いてみると、
「二つあります!一つ目は、自分の「清掃」に対する意識が上がりました。たまたま始めた清掃活動ですが、町のゴミを拾ってみると「街にはたくさんゴミが落ちてるな」と気付かされ、もっともっと清掃活動を広めていきたいと思うようになりました。また、『刀とんぐを手にとってみる→不思議と刀とんぐを使ってみたくなる→ごみを拾ってみると清掃の意識が変わる』というようないい流れを生み出すことができ、たくさんの人が清掃活動に関わるきっかけづくりができたな、と感じています!二つ目は、たくさんのつながりができたことです。歴史博物館さんをはじめ、尼信会館さんや尼崎城さん、また参加者の方や取材を受けたメディアの方々など、この活動をしていなければ出会えていなかった方々とたくさん出会えました。」と、太田さんは教えてくれました。
活動から出来たつながりや繫がった人たちの行動が変わっていくことが、太田さんの原動力になり、長く続けていられるんだと感じました。
護美奉行は、ただただ清掃するのではなく、参加者同士で共通の景色を見て、感じたことを話したり、知らないことを知ることができたりと、自宅の近くを清掃するだけでは味わえないことを味わえる活動だと、参加して分かりました!
小さな子でも刀トングで楽しみながら、護美奉行になれます。
ぜひ皆さんも一緒に、尼崎城の景観を護美奉行として守ってみませんか。
- 団体名
- 護美奉行
- 活動日時
- 毎月第2日曜日
- 活動内容
- 尼崎城や寺町など阪神尼崎駅周辺の清掃を行っています。刀を模した刀トングを使用し、尼崎城や寺町の歴史にまつわる話をしながらの活動です。
- 参加条件
- どなたでも(お子さんも楽しんで参加できます!)
- 持ち物
- レジ袋、軍手、汚れてもいい服装、刀が似合う服装(あれば)
- 集合場所
- 尼崎城址公園 芝生広場(尼崎市北城内27番地)
- 連絡先
- 護美奉行復活プロジェクト(太田さん)TEL:080-6142-2875/メール:ohta.ttr@gmail.com
- 護美奉行の方から一言
- 刀とんぐはペーパークラフトになっているので、自分で作ることもできます!手作りの刀で一緒に街を綺麗にしましょうー!なんでも気軽にお声かけくださいね!