12月14日(水)は、半年ぶりにひと咲きプラザに戻って、みんなの相談室を開きました。今回もさまざまな相談が持ち込まれた様子をご紹介します。
「みんなの尼崎大学 相談室(略して、みんなの相談室)」とは…
2か月に1回(偶数月)第2水曜日の12:00〜13:30(ひるのミーティング)、19:00〜20:30(よるのミーティング)にあまがさき・ひと咲きプラザで開いています。「尼崎でこんな活動・事業をしてみたい」「進めたいプロジェクトがあるから、仲間が欲しい」「何ができるかわからないけど、お手伝いをしてみたい」など、活動の場を見つけたい人や広げたい人が相談できる1日です。
みんなで相談事におせっかい
集まった人同士で相談し合う「ひるのミーティング」には、初参加も交えた24人にご参加いただきました。参加者が持ち寄ったテーマは「健康寿命の会のマンパワーが欲しい」と「古着や端切れの使い道を考える仲間が欲しい」、「高齢者のゴミ出し支援」、「救急の素朴な疑問ぶつけて」、「尼崎への移住者あれこれ」の5つ。
「救急の素朴な疑問ぶつけて」と相談を持ちかけたのは、救急課の福澤さん。10月に開いたランチミーティングで「救急現場を知ってほしい」と持ちかけ、その後みんなの尼崎大学事務局と相談を重ねてインスタグラムで啓発の動画を公開しました。するとこの日の時点で46万回を超える再生回数を叩き出し、これまでにない反響があったそう。さらにこれから動画のネタを探すために、参加者に救急への素朴な疑問を聞きたいとのこと。
参加者からは「119番をして何を話したら良いか、救急車を待つ間に準備しておいた方が良いことが知りたい」や「救急車を呼ぶべきか呼ばない方が良いかの判断基準が分からない」、「10台の救急車はそれぞれ見分け方があるのか」などの疑問が集まりました。福澤さんは「全部ここで答えを言いたいところですが、動画にするのでそちらを見てください!」と話していましたので、ぜひ尼崎市消防局のアカウントをチェックしてみてくださいね。
「古着や端切れの使い道を考える仲間が欲しい」と相談したのは、裁縫のアトリエ「イト・ヘンドリクス」のモリモリさん。アトリエに古着や端切れがたくさんあるので、再利用の方法を一緒に考える部活動のようなことがしたいと考えているそう。参加者からは「環境オープンカレッジでも端切れを活用した取り組みをしているのでコラボしてはどうか」や「橘公園で電柱などに刺繍した布や毛糸を巻きつけるヤーンボビングを企画しているのでいかがですか?」、「幼稚園の劇の製作物に使うので提供してくれたら嬉しい」などのアイデアが集まりました。
2022年最後のミーティング
よるのミーティングは20人の参加があり、「バッテリーカーの活かし方」「尼崎の福祉事情」「市長変わったね!何か話したいことある?」の3つの相談事がありました。
「バッテリーカーの活かし方」の相談を持ちかけたのは川西さん。前回のよるのミーティングでもバッテリーカーについての相談をされていました。その時に「実物を見てみたい」という声があったので、今回はわざわざ持参してくださいました。「バッテリーカーをどうやって知ってもらったらいいと思いますか?」と質問する川西さんに、参加者からは「モナコみたいに街で走ってはどうか」や「尼崎市が出しているブランドブックに載せてもらってはどうか」などのアイデアが集まりました。なかには「公道を走れるようにしているバッテリーカーは珍しいので何かに活用したい!」と熱く語る参加者もいたので、これからの展開に期待が高まります。
次回は2023年2月8日(水)12時からと19時から、ひと咲きプラザで開催します。2023年も尼大生みんなで相談したりされたりと楽しく相談室を開きたいと思いますので、ふるってご参加お待ちしております。