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12月9日にユニチカ記念館の大掃除を行いました。
10名ぐらいの参加かなと思っていたら、なんと40名以上もの参加者が集まってくださいました!
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まずは歴史博物館の桃谷さんからこの「ユニチカ記念館」についてのお話を聞きます。この建物は「ユニチカ」の前身にあたる「尼崎紡績」の本館事務所として建てられました。現在の建物とその周辺は全て尼崎紡績の工場でしたが、空襲で燃えてしまい、唯一残った建物だとか。尼崎市に残る最も古い洋風建築であり、尼崎の工業発展のシンボルにもなっている建物です。2019年までは一般公開していましたが、老朽化により閉館。その後、すったもんだのあげく尼崎市に寄贈されました。
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しっかりとこの建物の重要性について聞いたあとは、早速役割分担!今回は貴重な産業遺産ということで、尼崎を中心にビルメンテナンス業をされている、掃除のプロ「株式会社栄水化学」さんが掃除の際の注意事項や手順を監修してくださいました。(栄水化学さんによる掃除用具「フラワー」の提供も!)
注意事項を頭にしっかり入れた参加者のみなさんは、3チームに分かれます。
まずは外でカーテンの埃をはたく係。カーテンも相当古いもので、強く叩くと破れてしまうため、みなさん手や箒で優しく叩きます。
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次にそれぞれの部屋のお掃除。カーペットの床は水拭きできないため、掃除機を使います。また、壁や窓のレールなども拭くと木くずが落ちてしまうため、栄水化学さんのフラワーで優しくはたきます。
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最後に階段や桟、フローリング部分の水拭き。階段の手すりや入口の靴箱などにもたくさん埃が溜まっていて、雑巾はすぐに真っ黒に。
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たくさんの方にご協力いただいたおかげで、予定より早く終わることができました!
最後は桃谷さんによる館内ツアーも!みなさん「中を見れてよかった」と満足いただけた様子でした。
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せっかくみんなで綺麗にした「ユニチカ記念館」。これからイベントなどで利用できたらいいなと思います。
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