みんなの相談もちよる日「学生相談室」初日でした。(平成30年5月9日)

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 5月9日(水曜)に、あまがさき・ひと咲きプラザ ひと咲きタワー8階で「学生相談室」が開催されました。
 
 「学生相談室」は、これまでの「放課後ミーティング」を拡大したもの。企画がたくさん集まりすぎて2時間のミーティングでは時間が足りなくなったので、今月からは毎月第2水曜の9時から放課後ミーティングが終わる21時まで、拡大することになりました。
 「学生相談室」では相談員(コーディネーター)と個別に相談することができます。
 
 で、ここからがレポート。今回はじめての「学生相談室」では、誰も来なかったらどうしよう、と心配していましが、朝9時オープンから多彩な顔ぶれがロビーに集まりました。来月開催予定のトークイベントの打ち合わせをする人や、「いつもは夜なので来れなかった」という子育て中の女性、「誰かいるかなと思って」とふらりと訪ねて来た人、それぞれのテーブルで新しい出会いが生まれていました。


ロビーでは各テーブルで色んな話が同時進行しています。

 12時頃からは「ランチミーティング」と称して、お弁当を食べながら自己紹介やそれぞれが温めていた企画を発表。
 「夏のイベントで音楽を頼まれた。フルート奏者が4人集まりそうだけど、どんなことをしたらいいでしょうか」という相談に、「ハーメルンの笛吹きみたいに皆をどこかに連れて行ってしまうのはどう?」「簡単な楽器で参加できると楽しそう」といった面白い提案が飛び交いました。
 他にも「だし調味料の専門家」や「子どもにお金の授業をしたいセンセイ」など、尼大生たちのあふれる才能に驚かされました。


お弁当食べながら会議はすすみます。

 13時半頃にランチミーティングを終えた後は、みんなのロビーにゆったりした時間が流れます。音楽を聴きながら、それぞれがパソコンを持ち込んで自分の仕事をしたり、中には高層タワーからの眺望をスケッチブックに描く画伯の姿も。およそ3時間かけて完成した絵は、8階タワーから見えるカラフルな家並み。


「来月は伊丹空港の方も描いてみようかな」という村瀬画伯。

入学願書を提出して尼大生になった、おだしの先生こと桒原(くわはら)さん。

 18時からは「みんなのロビー活動委員会」。
 学生相談室が開かれる「みんなのロビー」の活用方法について相談します。参加者の方からは、経験を生かしたアドバイスをいただき、次回からは利用希望者向けのエントリーシートを作って、みんなで使い方を決めていこうということになりました。


夕闇せまる「みんなのロビー」

「みんなのロビー活動委員会」は本日が活動初日でした。

 日も暮れて、夕方からは仕事を終えた方々が集まりはじめました。19時からの「放課後ミーティング」には、約20名が参加。参加者が持ち込んだ企画はなんと全部で12プロジェクト。中でも、もうちょっと誰かの応援が必要な「半熟卵」(このミーティングでは企画を卵に例えるのです。詳しくは前回レポートで)は4つ寄せられました。
 
 今回注目プロジェクトは「赤ちゃんと婚活」。婚活パーティーに赤ちゃんとお母さんが参加して、カップルができるようにキューピット役をするという企画です。男女の間に赤ちゃんがいることで、場がなごみ、お互いの子供への接し方から人柄までわかるところがポイントで、開催できる場所や団体を探しているのだとか。すると参加者から、早速オファーや開催場所の提案などがありました。


 このように「放課後ミーティング」では誰かの相談をきっかけに、みんなで知恵を出し合ってより良い企画を育てます。「三人寄れば文殊の知恵」といったコラボレーションがみんなのロビーでは毎月起こっています。

 次回の学生相談室は6月13日(水)。9時からみんなのロビーで、相談員がお待ちしています。
 まちに関わってみたいけど何から始めればよいものか…と悩まれている方は、ぜひお越しくださいね。


ランチミーティングの記録は夜の会議でも共有されました。よく見て、気になるプロジェクトがあれば事務局にお声がけくださいね。