7月11日(水曜)、あまがさき・ひと咲きプラザ ひと咲きタワー8階みんなのロビーで「学生相談室」が開催されました。
みんなのロビーに9時から21時まで相談員(コーディネーター)が常駐する「学生相談室」も、今回で3回目。
昼と夜の交流を兼ねた2回のミーティング(ランチミーティングと放課後ミーティング)と、それ以外の個別相談タイムがあり、一日で39人の学生が参加しました。
個別相談タイム(9時〜12時、13時半〜19時)
9時のオープンと同時に来られたのは、「健康について話す場所がほしい」と悩む久保光さん。これまで独自に調べてきた健康法を、多くの人に伝えたいとのこと。
ほかにも、「終活にあたり趣味で描いてきた絵画を処分したいが、捨てるのは忍びない。公共施設などで飾ってもらえないか」という相談や、みんなの尼崎大学図書部づくりの進捗など、さまざまな話題が集まりました。
ランチミーティング(12時〜13時半)
集まった皆さんで、昼食を食べながら交流するランチミーティング。今回は22人が参加しました。
「子どもにお金について教える“マネ育”を広めたい」というファイナンシャルプランナーの方や、「それぞれオススメの音楽を持ち寄って、語り合うサークルを作りたい」という方、「尼崎は近松の街。もっと近松を知ってほしい!」と活動をされている方も。
初参加の方も多かったランチミーティングは、参加しているだけでも新しい情報がいっぱいです。
放課後ミーティング(19時〜20時半)
19時からの放課後ミーティングは、初めての試みに挑戦しました。というのも、ここ最近の放課後ミーティングでは、多数の参加者に恵まれながらも、それゆえ、なかなか参加者全員が知恵を出し合ってしっかり話し合う時間が取れないという課題があったからです。
そこで、今回は全員が自己紹介と話し合いたいテーマを発表した後、参加者が「もっと話を聞きたい」「お節介したい」と思ったテーマに投票し、ミーティング内で話し合う話題を4つに絞りました。
今回、選ばれたのは「路上演奏したい」「FABLAB(ファブラボ=市民工房のようなもの)を作りたい」「団塊世代に期待することは?」「旅のトークイベントを開催したい」の4つのテーマ。
参加者は話し合いたいテーマごとにグループに分かれ、相談を持ちかけた人を囲んでお節介します。少人数で話すことで、より具体的な話を聞けたり、意見を出しやすかったりといったメリットはありました。一方で、せっかく相談があって来たにも関わらず、ミーティング内で話し合うテーマには選ばれなかったという方も。
しかし、特定のテーマについてまとまった時間を取って話せるのは、お節介する側もされる側も「もっと話す時間が欲しかった」という意見が出るほど盛り上がりました。
「旅のトークイベントを開催したい」という岸本温子さんのグループでは、「一日店長をすれば、店頭に立って話ができる場所がある」という情報提供や、「まずはSNSやブログなどで情報を発信するのはどうか」などのアイデアが出ました。
また、田中秀則さん提案のFABLABについては、「やりたい人と、場所を持っている人が出会えば話が進むかも」ということで、近くマッチングのお見合いが開かれるかもしれません。
20時半からの30分では、ミーティング内では取り上げられなかったお悩みごとや、話し合いに参加できなかったテーマについても、活発な意見交換が交わされました。
次回の学生相談室は、8月8日(水曜)9時からです。
参加者のみなさんの話を聞きたい方は、12時からのランチミーティングか19時からの放課後ミーティングへ。個別で相談したい方は、それ以外の時間にひと咲きタワー8階みんなのロビーにお越しください。
相談員一同心からお待ちしています。