【オンラインでも大盛り上がり】6月のみんなの尼崎大学 相談室を開催しました(令和3年6月9日)

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 6月9日(水)は緊急事態宣言が発令中のため、先月に引き続きオンライン会議システムZoomを使ってみんなの相談室を開催しました。今回もたくさんの参加者が入れ替わり訪れ、盛り上がった様子をご紹介します。

「みんなの尼崎大学 相談室(略して、みんなの相談室)」とは…
 毎月第2水曜日の11:00〜21:00にあまがさき・ひと咲きプラザで開いています。「尼崎でこんな活動をしてみたい」「進めたいプロジェクトがあるから、仲間が欲しい」「何ができるかわからないけど、お手伝いをしてみたい」など、活動の場を見つけたい人や広げたい人が相談できる1日です。
参加者同士が交流できるコアタイムは、
・ ひるのミーティング(12:00〜13:30)
・ New! モヤモヤ茶話会(15:00〜15:30)
・ よるのミーティング(19:00〜20:30)
それ以外の時間で相談員(コーディネーター)へ個別相談をすることもできます。

みんなの尼崎大学「演劇部」結成?!


PRしたいものを片手に集合写真を撮りました

 今回のひるのミーティングは17人が参加。テーマは、
・ 尼崎ストロベリーの舞台をやりたい
・ 歴史博物館のデジタルアーカイブ化 の2つ。

 「尼崎ストロベリーの舞台をやりたい」のテーマを出したのは、2019年12月に発売された『尼崎ストロベリー』の著者・成海さん。尼崎ストロベリーは、成海さんの祖母の出身地である尼崎を題材にした小説です。各所から映画化やドラマ化の依頼があったそうですが、成海さんは「尼崎の人と一緒に継続的な舞台を作りたい」とオファーを全て断ったそう。「映画などの一過性のものではなく、演者も裏方も全て尼崎の人で作り、毎年上演できる舞台をやりたいと考えています」と相談を持ちかけました。


著書を持って説明する成海さん。普段は落語作家をされています

 参加者からは「市内の高校生に演じてもらったら面白そう」や「尼崎に何かしらのゆかりがある人を対象に、尼崎ストロベリーを元にした脚本のコンテストをしてはどうか」、「チケットを売る人や広報する人など、いろんな人が関われたら良いですね。成海さんが顧問になって尼大演劇部を募集しても面白そう」などのアイデアが出ました。成海さんは「尼崎の良いところを全国に広めたい。ポテンシャルを秘めている尼崎を発信したいですね。演劇部は面白そう!」と好反応。実際に動き出す際にはみんなの尼崎大学のFacebookなどで告知しますので、興味のある人はぜひ尼大演劇部に入部してみてくださいね。


ひるのミーティングの内容はこちらです

個別相談の予約もOK!

 「ひるのミーティング」、「モヤモヤ茶話会」と「よるのミーティング」のコアタイム以外は、相談員と個別に相談をすることができます。事前にご予約いただくとスムーズに対応できますので、一度ご相談ください。

 この日もたくさんの個別相談がありましたが、「Yuber(ユーバー)和婚を広めたい」と相談を持ちかけたのは20年以上着付けの仕事をしている磯山さん。(Yuber和婚については、検索してみてください!)
 コロナの影響で結婚式を諦めるカップルが多いこと知り、指定の場所に「出前」して結婚式やフォトウエディングを行うサービスをされています。「通常の結婚式ではカップルとスタッフはその場限りの関係なのが寂しいと思っていて。結婚式のプランを考えるところから、結婚後も相談を受ければ二人の仲裁をするなど、継続的に夫婦と伴走できる関係が理想です」と磯山さん。10月に橘公園で開かれる「たちばなマルシェ」にブース出店する際に、PRを兼ねて撮影させてくれるカップルを探しているとのことでした。興味がありそうな人がいたら、事務局までお知らせくださいね。

歴博YouTubeの出演者がマッチング


 居合わせた参加者同士でお悩みにお節介しあう「よるのミーティング」。初参加5人を交えた23人が参加し、5つの相談事を考えました。上がったテーマは、
・ オレに授業をやらせろ
・ 歴博の学芸員にYouTubeを教えて
・ 中高生向けカフェをやりたい
・ 就活が迷走している
・ 孤独を抱える女性の支援をしたい

 「歴博の学芸員にYouTubeを教えて」のテーマを出したのは、尼崎市立歴史博物館あまがさきアーカイブスの河野さん。緊急事態宣言などで気軽に外出できないなか、自宅にいながら楽しめるように所蔵品をYouTubeで紹介する動画コンテンツの制作を考えているそう。「学芸員は動画作成に慣れていないので、最初の一歩をなかなか踏み出せず…」と話す河野さんに、参加者からは「学芸員はユーチューバーではないので、手作り感ある動画が良いのでは」や「雑な作りでも尼崎らしくていいやん!」などの背中を押す声が。河野さんからは「雑な作りでも尼崎らしいのがいい、という言葉でハードルが下がりました。学芸員だけでなくいろんな人に参加してもらいたいので、自ら巻き込まれてくれる人を募集しています」と呼びかけると、居合わせた北村さんと兼松さんが「出演したい!」と手を挙げ、早速河野さんと連絡先を交換していました。どんな動画になるのか楽しみです。


よるのミーティングの内容はこちら。気になるテーマはありますか?

 次回は2021年7月14日(水)11時から「ひと咲きプラザ」で開催します。来月こそは現地で開催予定ですが、状況によりオンラインに変更する場合がありますので、最新情報はみんなの尼崎大学のFacebookや尼崎市のホームページをご確認ください。相談員一同、皆さんのご参加をお待ちしております。